![]() | チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599) (2007/11/10) 海堂 尊 商品詳細を見る |
結構前に読み終わってたけどなんとなく書いてみる。おもしろかったし。
ネタバレ気をつけてー。
別に帯にいた阿部寛サンに惹かれて買ったわけじゃない。断じて違う。
医者ものーってわけで、無駄に長ったらしいカタカナの専門用語とか、そういうのがいっぱーい……ってこともないですけど、それなりにチラホラ。
主人公は物語のステージに関して全くと言っていいほど無知な男を引っ張ってきてあるから、専門知識なんてなんもない私でも読めたんだと思う。よくある手法っちゃ手法だけど、この程よい知ってるっぷりと知らないっぷりの加減がちょうどよかった。私には。
知ってることをグダグダ説明されても煩いだけだし、逆になんも知らんことに説明の一つもないとわけわからん。専門的な現場が舞台のものを書く時ってこのあたりの匙加減が一番難しいと思う。
私が「?」ってなることに関してはほとんど全部主人公の男、田口せんせが一緒に「?」ってなってくれるから説明が出るし、良い感じに絶妙。
田口せんせー可愛いし。
一人称は苦手だけど、こう言うのは逆に一人称の方が読みやすい。
しっかし最近一人称が多い気がする。本を取ればかなりの割合一人称。ちょっとしょぼーん。、うん、しょぼーん。
で、この本を買った理由の大半が、某所で小耳に挟んであまりにも好みな感じだった白鳥サンなんですけど、見事に上巻には出てません。なんてこった。
なのでそそくさと下巻へ。もちろん上巻も読んだよ、そりゃもうみっちりと。
犯人の話は後にして、白鳥サンを語ろうと思う。語りたいだけ。
「こんなヤツ、殺しちゃえよ」って台詞でうほうえおあえあおえうあおrほはって感じで悶絶した。
そんで、
「バカだなあ。殺しちゃえばよかったんです、こんなヤツ」って台詞でもう本気で狂喜乱舞した記憶がある。今読んでも同じことすると思う。
なんだろう、共感? うーん、そうなのかなぁ? 殺人事件のニュースとか見てると、他人じゃなくて自分の腹切って自分でも殺してろよって感じの思考? うーん、なんだろ。
飄々としてるように見えて意外とネバネバしてる感じが好きだ。わけわからんな。
きっと背景ほじくればいろいろあるんだろうなぁ。ほじってほしいなぁ。
あ、犯人。犯人は、ふーんって感じだった。別に悪い意味じゃなくて、このメンツなら、犯人はコイツかコイツのどっちかだなって予想に必ず入るタイプ。
ノックスの十戒のその1みたいな。推理小説じゃないかこれは。サスペンス? あれ? なんだこれ。ミステリーって書いてあった。落ち着け自分。
でももうちょっと最後くらい取り乱してくれればすげく好みだった。
まあいいや、私の好みは万人受けしないし。
こう言うのを読むと、いかに自分の知識と技量がないかを思い知らされて憂鬱になる。
でも白鳥サン好きだ。
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